大学生の半数が利用する「奨学金」 給付型が使えない場合のテク3つ! (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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大学生の半数が利用する「奨学金」 給付型が使えない場合のテク3つ!

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石村紀子週刊朝日#大学入試
※写真はイメージです

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大学生(昼間部)の約半数が奨学金を利用している (週刊朝日2019年10月25日号より)

大学生(昼間部)の約半数が奨学金を利用している (週刊朝日2019年10月25日号より)

 日本学生支援機構「学生生活調査」によると、大学生(昼間部)で奨学金を利用しているのは約半数。家庭の年収区分で見ると、年収1000万円以下の家庭が88.7%を占める(平成28年度)。

【グラフで見る】奨学金を利用している人はどれくらい?

 もし「給付型奨学金」がもらえなかったら? 奨学金がないと進学が難しい場合は「貸与型」の奨学金を借りることになってくる。卒業後に返せるか不安だから、もう進学はあきらめるしかない……と早まることなかれ。実は、世の中には、奨学金の返済を一部肩代わりしてくれたり、全額免除してくれたりする制度があるのだ。

 学びながら働くことや、就職先の制限があるなどの条件はあるが、経済的な理由で進学をあきらめずにすむのは魅力的だといえる。以下に、そんな制度を紹介していく。これらの制度を知っておくだけで、心理的な負担は軽くなるはずだ。

■返還免除型の奨学金を利用する

 これは、一定の条件を満たせば、貸与された一部または全額の返済が免除される奨学金のこと。看護師の資格を取得し、卒業後にその学校が指定した病院で一定期間働けば奨学金を返済しなくてもよくなるなどのケースで、おもに医療・福祉系の大学でおこなわれている。卒業後の就職先が限定されたり、指定条件を満たさなかった場合には一括返還をしなければならなかったりなどの制約はあるものの、高額な授業料を心配せずに学べて資格も取れるメリットは大きいといえる。同様の制度は、地方自治体にもある。若者の地元離れ対策やUターン・Iターン就職の促進を目的としたもので、卒業後、その地域の指定企業に一定期間勤務すれば奨学金の返還が免除となる。これらの奨学金は、卒業後の進路まできちんと考えたうえで利用することが重要だ。

■新聞奨学生制度で働きながら学ぶ

 卒業するまで新聞社系列の販売店で住み込みして働き続ければ、貸与された奨学金が全額免除になるという制度。家賃もかからず、働いた分の給料ももらえるという仕組みだ。仕事内容は新聞の配達、チラシの折り込み、集金、事務作業など。金銭面は魅力だが、働きながら学ぶのは体力的にきついので、それ相応の覚悟が必要といえる。新聞奨学生制度をおこなっているのは以下の六つ。各会によって勤務内容や支給内容が異なるので、詳しく調べてみよう。進学する大学に通える範囲に販売店があるかも要チェックだ。


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