「ホストクラブ愛本店」が移転前に繁盛  ナンバー1ホストが語る「お水の花道」 (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「ホストクラブ愛本店」が移転前に繁盛  ナンバー1ホストが語る「お水の花道」

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吉川明子週刊朝日
外観からしてインパクト大。営業時間は19時~0時45分、毎月1日、木曜が定休

外観からしてインパクト大。営業時間は19時~0時45分、毎月1日、木曜が定休

「ここは大人の社交場。ホストは礼儀やマナーを徹底し、ジャケットやスーツの着用は必須。紳士的な接客でひと時を楽しんでいただいています」

 そう話すのは、同店に18年間在籍し、現在、ナンバーワンホストの座を維持し続けている桐生さん。歴代売り上げ記録保持者で、4ヶ月連続ナンバーワン、1ヶ月で6300万円も売り上げたことある実力派だ。180cmのすらりとした背格好で、紳士的な立ち居振る舞い。それでいて親近感があり、物腰の柔らかさも魅力だ。

 かつて、愛田元社長が病に倒れて一線を退いた時に、店が混乱に陥ったことがあった。その時、桐生さんは「愛本店が愛本店であるために」、ホストクラブは「大人の社交場」であるという原点に立ち返るべきだと考えたという。そこで、愛田元社長が築いたものを次世代につなげるためにも、後輩ホストへの教育にも力を入れている。

 50年近い年月を重ねたこの場所への未練はないという桐生さん。「決まったものは仕方がないし、この場所がなくなっても、店がなくなるわけじゃない。むしろ新しいことができるのだから、期待しかない」
 この店の精神は決して滅びることはなく、さらに強烈な光を放っている。

 下記は各ホストが本誌に寄せてくれたコメント。
■代表・壱さん
 地元の青森でホストをやっていて、東京で一番を目指すために「ホストクラブ愛本店」に入店し、今年で17年目になります。昔の店内は金一色! 愛田元社長が何でも金に塗っていたからです(笑)。だんだんいろんな色が増えていきましたが、今は以前に比べると落ち着いてきました。人生の半分はここで過ごしていますから、この場所には愛着があります。店に面した道は「愛本通り」と呼ばれているほどで、この場所への誇りもありますから移転は寂しいです。
 よく「ホストにハマる」という言い方をされますが、その言い方は好きじゃない。50年以上続けられた店ということが、女性に長く楽しんでいただけていることの証明でもあるはず。ホストたちも楽しんでいただくために切磋琢磨していますし、それが店の活気にもつながっています。場所は変わっても、「ホストクラブ愛本店」は、ずっと残していかなきゃいけないと思っています。


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