てしごと料理 まる山/落ち着いた雰囲気のなか、よりリーズナブルに割烹料理が楽しめる店。6人のカウンター席以外に個室も3部屋用意する。 (撮影/写真部・加藤夏子)
てしごと料理 まる山/落ち着いた雰囲気のなか、よりリーズナブルに割烹料理が楽しめる店。6人のカウンター席以外に個室も3部屋用意する。 (撮影/写真部・加藤夏子)
「黒豚とレタスの白湯鍋」は、先付やお造りを含む7品の鍋コース5000円~。鶏ガラをじっくり煮込んだ自慢の白湯(パイタン)スープで味わうレタスはさっぱりとしているので夏場も食べやすく、黒豚のバラ肉との相性もいい。鍋の締めは雑炊か中華麺から選べる。炭火焼き、すき焼きで提供する軍鶏料理も人気。税込み (撮影/写真部・加藤夏子)【てしごと料理 まる山】/東京都港区南青山2―14―15 五十嵐ビル1F(営)11:30~14:00L.O. 17:30~23:00L.O.(休)土・日・祝
「黒豚とレタスの白湯鍋」は、先付やお造りを含む7品の鍋コース5000円~。鶏ガラをじっくり煮込んだ自慢の白湯(パイタン)スープで味わうレタスはさっぱりとしているので夏場も食べやすく、黒豚のバラ肉との相性もいい。鍋の締めは雑炊か中華麺から選べる。炭火焼き、すき焼きで提供する軍鶏料理も人気。税込み (撮影/写真部・加藤夏子)
【てしごと料理 まる山】/東京都港区南青山2―14―15 五十嵐ビル1F(営)11:30~14:00L.O. 17:30~23:00L.O.(休)土・日・祝

 著名人がその人生において最も記憶に残る食を紹介する連載「人生の晩餐」。今回は、演歌歌手・天童よしみさんの「てしごと料理 まる山」の「黒豚とレタスの白湯鍋」だ。

【夏バテ知らずのレタス鍋の写真はこちら】

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 こちらは歌手仲間や友人を誘って、たまに食事に出かける和食のお店。ご主人が一品一品、ていねいにお料理されていて、女将さんも気さくな方なので、お連れしたみなさんに評判がいいですね。

 いつもコース料理の最後にいただくのがこのお鍋。初めて注文したときはレタスがたっぷり出てきて驚きました。野菜が好きなのでありがたいですね。

 レタスは鍋でさっと煮たら、すり胡麻をふって、鶏ガラのお出汁と一緒にいただきます。シャキシャキとした食感がなんとも言えずおいしいんですよ。黒豚のしゃぶしゃぶともよく合いますね。最後は卵と中華麺を入れてもらって、ラーメンで締めくくります。スープを余すことなく飲み干せば、体がぽかぽかに温まります。

 私は昔から、夏も冷たい麺より鍋焼きうどんを好んで食べるタイプ。汗をかくと体がすっきりするんですよね。いままで健康でいられたのは、そのおかげかもしれません。夏こそ、鍋。ぜひ試してみてください。

(取材・文/沖村かなみ)

「てしごと料理 まる山」東京都港区南青山2‐14‐15五十嵐ビル1F/営業時間:11:30~14:00L.O.17:30~23:00L.O./定休日:土・日・祝

週刊朝日  2019年8月30日号