「一之輔くんは子供がたくさん(3人)いて、よくやってるよ~。お金かかるでしょう~(笑)。俺なんか働いた分はみ~んな自分が使っていいんだよ~♪ 結婚なんてする人の気が知れないよ~♪」
笑点における『結婚できないキャラ』はあくまでキャラなのはわかっていたが、ここまでドライだとむしろ気持ちがいい。できないんじゃない、したくないのだ。
「じゃあしたくないんですね?」「結婚なんてしたくな~い♪」「ほんとに?」「ほんと~に~♪♪」
……してるじゃないか。昇太師匠のお金理論に基づくと、「したくない」って言ってれば「しないorできない」んじゃないのか? したくないって言いながらしてる、できてる。もう何が何だかわからない。人間不信になりそうだ……と思ってたら、今度はお世話になっている野末陳平さんが87歳にして参議院選に出馬した。「最後のご奉公」だって!? 何にでも遅すぎってのはないのね……。
そして私も今更ながらスマホデビュー! この原稿、何度途中で消したことか……。慣れないスマホで原稿書き書き、ようやくここまでたどり着いたよ。「フリック入力無理~♪ したくない~♪」って唄えば、フリック入力ってヤツができるようになりますかね~、昇太師匠?
※週刊朝日 2019年8月9日号