ビアガーデンは2016年ぐらいからバラエティーに富むようになり、女性の取り込みがポイントと指摘するのはリクルートライフスタイルが運営するホットペッパーグルメ外食総研の有木真理・上席研究員。

「最近はテラス飲みとビアガーデンとの境目がなくなっています。開放感のある外で飲むとか、非日常なところに人気があります。ストレスの多い社会で、癒やしを求めているのでしょう」

 最近のビアガーデンのトレンドは有木さんによると、ぜいたく化とテーマ化。屋外施設で気軽にキャンプ感覚を楽しめるグランピングのように、自然のなかでぜいたくなバーベキューを楽しんだり、屋外でシャンパンを飲みながらデートしたりとか。

 もう一つは、明確なテーマを持つお店が増えているという。松屋銀座の屋上にある「美しくなるビアガーデン」では「美カラダ」を目指し、上質なたんぱく質を補給する栄養価の高いメニューを提供する。

 この夏、どんなビアガーデンを試しますか。

(本誌・浅井秀樹)

※週刊朝日オンライン限定記事