就活中に“女子大生”表紙に掲載され…TBS上村彩子アナの合格秘話

鈴木裕也週刊朝日
 1980年に始まった週刊朝日名物企画「女子学生表紙モデル」。これまで、数々の美女たちが登場し、社会に飛び立った。今週号から登場する女子大生たちの先輩で、現在はTBSアナウンサーとして活躍する上村彩子さんもその一人。上村アナに当時を振り返ってもらった。

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 表紙撮影の場所は神奈川県・鎌倉文学館。とにかく元気だった。白いワンピースを着て、10センチのヒールを履いて臨んだ撮影。最初はバラの花の近くに顔を寄せてポーズをとったりしていたが、カメラマンの指示でヒールを脱いで、裸足で庭を走り回った写真が採用された。

「とにかく走り回りました。何回も行ったり来たり。日差しは強かったのですが、ちゃんとメイクの方が日焼け止めを塗ってくださって。きっとモデルさんって、こんな感じなんだろうなって思いながら、ドキドキしていました」

 上智大学文学部新聞学科の3年生だった上村さんが、「週刊朝日」の名物企画、「女子大生表紙モデル」に応募した動機は祖父を喜ばせるためだった。

「祖父は定期購読するくらい『週刊朝日』のファンだったんです。女子大生表紙のシリーズも見ていて、“孫の中からいつか誰か出てほしい”と常々言っていたんです。応募してみないか?と応募書類を渡されたこともありました。自分には無理だと思いましたが、祖父への“恩返し”のつもりで応募しました」

 恩返しというのは、アナウンサー志望の上村さんがアナウンススクールに通う後押しをしてくれたのが祖父だったから。だが、祖父には内緒で表紙の撮影に臨んだ。ある日、「週刊朝日」を手に取ると孫が表紙を飾っていて……というサプライズを仕掛けたのだ。発売当日、電車の中吊り広告に載っている自分を見た時は、気恥ずかしいながらも嬉しかったという。

「もうちょっとおとなしい写真が選ばれると思っていたので、驚きました(笑)」

 そんな上村さんはその頃、入社試験の面接の真っ最中。訪れたTBSの最終面接の待機部屋にあったマガジンラックに自分が表紙になっている「週刊朝日」のバックナンバーが置かれていたのだ。

「“表紙に出てるじゃないか!”なんて言われて、話もはずみました。すごいタイミングだったので、ご縁がある会社なんだなと痛感しました。実はエントリーシートに貼る写真も、この時、撮っていただいたものを使わせていただきました」

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