73歳でも“獣みたいなランボー” スタローン「半世紀のキャリア」語る

高野裕子週刊朝日
カメラの前でおどけるスタローン (c)Festival De Cannes
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カメラの前でおどけるスタローン (c...

 カンヌ国際映画祭にシルベスター・スタローンが最新作、「ランボー5:ラスト・ブラッド」をひっさげやってきた。当地で半世紀のキャリアについて熱く語ってくれたスタローン。73歳になっても体を張り続ける理由とは?

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──「ランボー」「ロッキー」とあなたの多くの出演作の共通点は不屈さだと思います。あなたご自身は?

「不屈さというのは人類共通の特徴だと思う。人類は何千年もの歴史の中で幾多の困難を潜り抜けてきた。一度負けても、力をつけて再挑戦するということが大切だと思う。それは時代を超えたテーマだと思う」

──役柄にどれほど自分自身を反映していますか?

「僕は他の誰とも自分が違うとは思っていない。誰ともつながりがあると感じている。恐れや孤独、勝利や敗北といった気持ちを共有している。それについて語ることで多くの人が共感できるんだ。自分が恐れや孤独を超越した人間であると見れば、誰も共感しない。人間とは弱さと強さとのバランスをとって生きていると思うから。ランボーは人間の内部にある闇について触れている。彼は孤独だ。ロッキーの場合は全然違う。ずっと楽観的で自分は特別な人間ではないとわかっているから特別な人間になろうと努力している。二つのキャラクターは悲観主義と楽観主義をそれぞれ象徴しているんだよ」

──若いころ大変苦労されたようですね。

「自分は楽観的だと思っていたが、それでも無理かなと思ったことはあった。特に出生時の顎のけがのせいで、はっきりと台詞が言えなくて。監督に“お前何言ってるんだ?”って叱られたものだよ。自分で意識していたが、それほどひどいとは思わなかったんだ。アーノルド・シュワルツェネッガーに“君には訛りがあるね”と言われて、“えっ?訛りって、君じゃなくて僕にある?”と耳を疑ったんだ(大笑)。アーノルドと僕は一緒にスピーチ・レッスンの学校を開校すべきだな~。僕らが俳優として成功できたんだから、誰もが成功できる!」

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