「仮面ライダーを演じた若手俳優は、ブレークする」と言われることをご存じだろうか? 平成と令和をつなぐ注目の仮面ライダー「ジオウ」を演じる奥野壮さんに密着!
現在放送中の「仮面ライダージオウ」で主人公・常磐ソウゴを演じる。2017年のジュノン・スーパーボーイ・コンテストでの入賞が、芸能活動のきっかけとなった。
「自分のやりたいことはなんだろうと考えていたところ、父に『お前、カワイイからジュノン受けてみろ』と言われて、軽い気持ちで受けてみたんです。それで周りを見たらみんなカッコよくて。負けず嫌いの性格なので、見ているうちに受かってやろうとやる気を出したら入賞することができました(笑)」
特技は11年間学んだクラシックバレエ。撮影中にもその実力を彷彿させる華麗なターンを披露してくれたが、バレエの動きがアクションに生かされている部分はあったりするのだろうかと聞くと、「特にないですね」と、笑った。
「ただ、相手の攻撃をよけるときにクルクルッて回ってよけてみたときには、『それいいね!』と言われました。あ、生かされてましたね!(笑)」
理想のデートって?というベタな質問には、「やっぱりベタがいいですね」と答えた。
「遊園地とか映画館とか。夏祭りやクリスマスもいいですね。そういうので、一緒にはっちゃけたりできるといいですね」
「ジオウ」は、過去や未来、様々な時代を飛び越えて活躍し、歴代ライダーも登場する平成ライダーの集大成的な要素も持つ作品。奥野さんとジオウは、平成から令和の時代の橋渡しとなり、番組のクライマックスに向け加速していく。(取材・文/本誌・太田サトル)
※週刊朝日 2019年6月28日号