「疲れたら甘いもの」は太ってる人の言い訳?「甘いもの中毒」脱却法 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

「疲れたら甘いもの」は太ってる人の言い訳?「甘いもの中毒」脱却法

このエントリーをはてなブックマークに追加
山内リカ週刊朝日#ダイエット#ヘルス
※写真はイメージです

※写真はイメージです

甘いもの中毒を改善するには、鉄、ビタミンB群、鉄の吸収を高めるビタミンCが必要

甘いもの中毒を改善するには、鉄、ビタミンB群、鉄の吸収を高めるビタミンCが必要

 甘いものがほしい、おいしいと感じる“味覚”。これも、ダイエットの大きな敵だ。特に、ダイエットをしたいのに、どうしても甘いものをやめられないという人で、何度か甘いもの断ちに失敗し、以前より甘いものを摂るようになっていたら、“甘いもの中毒”のおそれがある。

【写真】甘いもの中毒を改善するのに必要なのは…?

 中毒のように甘いものを欲してしまうことについて、宗田マタニティクリニック(千葉県市原市)院長の産婦人科医、宗田哲男さんは、「単に甘いもの好きとか、遺伝とかの問題ではなく、明らかに脳と体が作り出す依存に陥っています」と、著書の『甘いもの中毒』のなかで警鐘を鳴らしている。

「まずは“疲れたときには甘いものがいい”とか、“脳の栄養はブドウ糖”といった考えは捨てる。これらは太っている人の言い訳でしかありません。脂肪はカロリーが高く、太るから控えたほうがいいという意識も変えていく必要があります」

 なぜなら、脳は脂肪からできるケトン体からも栄養を得ているので、必ずしも甘いものは必要ではないという。疲れたときには無糖ヨーグルトやチーズなどの甘くない乳製品のほうがいいそうだ。

 千葉県内に住む女性Aさんのケースを紹介しよう。身長は156センチだが、体重は90キロを超えている。不妊の治療目的で同院に来院したものの、宗田さんはまず「体重を減らすこと」から始めなければならないと判断。そこで日々の食事を日記につけてもらった。

「すると、朝はサンドイッチやおにぎりにスナック菓子、昼はケーキや菓子パン、夜はカレーライスやオムライスのような食事らしいものがありますが、9割以上が炭水化物で、袋を開けてすぐ食べられるといったものでした」(宗田さん)

 まさにこのような食事パターンこそ、甘いもの中毒の典型例だという。

 このとき脳や体ではどのようなことが起きているのか。

 まず、脳から。脳には、欲求が満たされると活性化する「快楽の回路(専門的には報酬系)」という神経ネットワークが存在する。この神経が刺激されると脳の中で、「気持ちが良い」「心地よい」といった満足感を覚える神経伝達物質のドーパミンが放出される。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい