手島優 (c)朝日新聞社
手島優 (c)朝日新聞社
爆乳シリーズ10年、ついにブレーク!(提供・プラチナムプロダクション)
爆乳シリーズ10年、ついにブレーク!(提供・プラチナムプロダクション)

“初夏の珍事?”と言ったら、失礼だろうか。

【新曲「ハミ乳パパラッチ」の写真はこちら】

 グラビアタレント手島優が、「NYOUTUBER(手島優)」名義でリリースした新曲「ハミ乳パパラッチ」が、配信初日の5月26日付のオリコンミュージックストアのダウンロードランキングでデイリー1位を獲得。勢いは止まらず、同チャートの週間および月間1位になった。

 曲はキャッチーなユーロビートで、サビでは「ハミ乳 ハミ乳 マジ卍(まんじ)」と耳に残るフレーズ。ミュージックビデオは22万回再生(6月8日現在)を突破した。

 手島はこれまでにも“爆乳シリーズ”と銘打ち歌手活動を行ってきたが、なぜ今回このようなヒットにつながったのだろうか。

 音楽評論家の原田和典さんは、

「歌詞とタイトルのばかばかしさ、キャッチーさにつきます」

 と分析する。

「ユーロビートは、80年代なかばから、日本で最も親しまれている“海外のダンスミュージック”のひとつです。時代の流れにかかわらず一定の需要があります。同じアクセントの繰り返しが主なので、ハズすとカッコ悪くなる箇所がなく、それこそ『チャンチキおけさ』のノリでリズムをとってもサマになりやすい。幼稚園児から90代まで等しくノれ、日本人のDNAにも合っているんだと思います。そこに突き抜けたばかばかしさと、手島さんの明るいキャラクター、ウケる要素がうまく加わったというところでしょうか」

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