巨人の岡本和真(c)朝日新聞社
巨人の岡本和真(c)朝日新聞社

 昨オフに大型補強しながら首位の座を広島に明け渡した巨人。悩みの種がホットコーナーの三塁だ。

 今年は新外国人・ビヤヌエバが春先から守っていたが、6月1日現在で打率2割3分5厘、6本塁打と打撃不振で、5月6~30日はファームに降格。オリックスから加入した中島宏之、共にプロ2年目の田中俊太、北村拓己らを起用したが、固定できていない。

 5月26日の広島戦(東京ドーム)から、一塁が定位置の岡本和真を三塁に回し、本職は捕手の大城卓三を一塁で先発に抜擢している。

 昨年はマギーが三塁で固定されていた。132試合に出場して打率2割8分5厘、21本塁打、84打点の好成績を残したが、36歳と高齢による衰えも見られたことから昨季限りで退団した。

 スポーツ紙のデスクは、こう分析する。

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