ユーミンと小林麻美さん「双子のように親しかった」とラジオマンが証言 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ユーミンと小林麻美さん「双子のように親しかった」とラジオマンが証言

連載「RADIO PA PA」

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延江浩週刊朝日#延江浩
延江浩(のぶえ・ひろし)/1958年、東京都生まれ。慶大卒。TFMエグゼクティブ・プランナー。国文学研究資料館・文化庁共催「ないじぇる芸術共創ラボ」委員。小説現代新人賞、ABU(アジア太平洋放送連合)賞ドキュメンタリー部門グランプリ、日本放送文化大賞グランプリ、ギャラクシー大賞など受賞

延江浩(のぶえ・ひろし)/1958年、東京都生まれ。慶大卒。TFMエグゼクティブ・プランナー。国文学研究資料館・文化庁共催「ないじぇる芸術共創ラボ」委員。小説現代新人賞、ABU(アジア太平洋放送連合)賞ドキュメンタリー部門グランプリ、日本放送文化大賞グランプリ、ギャラクシー大賞など受賞

再会したユーミンと小林麻美さん

再会したユーミンと小林麻美さん

 TOKYO FMのラジオマン・延江浩さんが音楽とともに社会を語る、本誌連載「RADIO PA PA」。今回は「ユーミンと小林麻美さん、楽屋での熱い抱擁」。

【感動!再会したユーミンと小林麻美さんの写真はこちら】

*  *  *
 小林麻美さんと、ユーミンのコンサートに行った。ソールドアウトが続出のタイムマシーンツアーは、追加公演が次々に打たれ、全国40万人動員となった。

「あぁ、ドキドキする」と麻美さん。結婚を機に表舞台から姿を消し、25年ぶりにサンローランを着て雑誌「クウネル」に衝撃的に再登場し、今回のコンサートで再会するまで連絡が途絶えていた。双子のように親しかった彼女たち。

 ユーミンはいなくなった麻美さんを、「神隠しみたいに姿を消してしまったけれど、気持ちは繋がっていると思い続けた25年間でした」と語る。

 当日、黒地に水玉のブラウスを着ていた麻美さんだが、『Happy Birthday to You~ヴィーナスの誕生』でその白い水玉が細かく揺れた。この曲は麻美さんのためにユーミンが作ったものだった。それをリメイクし、たった一人で子供を産んだ麻美さんへプレゼントしたのだ。この曲の収録アルバム『DAWN PURPLE(ドーンパープル)』はミリオンセラーとなり、100万人が麻美さんの出産を祝福することになった。

 1972年のデビュー以来、ユーミンの作品一遍一遍はリスナーの心に甘美な思い出を蘇らせている。武道館に集まった1万3千人一人ひとりの青春をユーミンは呼び起こし、もう帰れない日々に出会える奇跡の一夜をプレゼントしていた。

 もう何年もFMのマイクに向かっているユーミン。週末夕方から金曜午前に放送時間が移る際、新たな番組名を考えてほしいと編成担当から依頼された。ユーミンという宝のようなアーティストの番組タイトルを考えるために、僕は時間をかけた。

 久々にユーミンに会うと、彼女が羽織っていた紺のジャケットがあまりにも素晴らしく、僕はうっとりしてしまった。深い紺色の、柔らかそうな素材が細身の上半身に美しくフィットしていた。そのジャケット姿に、ふと「制服」という言葉が、そこから「コード」というキーワードが浮かんだ。「ルール」「和音」「琴線」「弦」……。装いを新たにする番組では、ユーミンなりの季節ごとの「たしなみ」を語って貰ったらどうだろう。そんなことを思って提案した番組名が『Yuming Chord(ユーミンコード)』だった(JFN38局、毎週金曜午前11時放送)。


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