広島が交流戦で独走もセ・リーグの灯が消えてしまうのか? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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広島が交流戦で独走もセ・リーグの灯が消えてしまうのか?

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梅宮正宗週刊朝日
広島のバティスタ(C)朝日新聞社

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広島の西川龍馬(C)朝日新聞社

広島の西川龍馬(C)朝日新聞社

 春先の絶不調は何だったのか。広島が驚異的なペースで白星を積み重ねている。5月は3年ぶりの11連勝を飾るなど、17勝4敗1分(28日時点)。26日の巨人戦(東京ドーム)で連勝は止まったが、球場を引き上げる選手は落ち着き払った表情で王者の貫禄を漂わせていた。

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 スポーツ紙のデスクは、こう分析する。

「6月に交流戦が始まりますが、セパの力関係で言えば、パ・リーグの方が明らかに強い。セ・リーグで唯一対抗できるのが広島です。他球団が苦戦する中、広島が白星を積み重ねれば早くも独走態勢に入る可能性があります」

 広島の好調の要因は3番にバティスタがハマったことが大きいだろう。巨人にFA移籍した丸佳浩が昨年まで不動の3番を務めていたが、今年の春先は代役探しで試行錯誤を繰り返していた。

 長野久義、西川龍馬、野間峻祥、バティスタらを起用したが打撃の調子が上向かず。5番も松山竜平が打撃不振で、クリーンアップは4番・鈴木誠也だけを徹底マークすれば良い状況だった。

 貧打で投手が持ち堪えられず、守備も失策がかさんだ。4月16日終了時点では4勝12敗と借金8の最下位まで沈んだ。

 だが、バティスタを3番に据えたことで完全に息を吹き返した。5月は月間打率・344、8本塁打、18打点。4番に鈴木がいるため、相手はバティスタとの勝負を避けられない。5番・西川も5月の月間打率・372と絶好調だ。クリーンアップが固定できたことで一気に上昇気流に乗り、一気に貯金10まで増やした。

 広島は昨年の交流戦で8勝11敗と負け越し。ただ戦った相手は脅威に感じている。2016、18年と日本シリーズで対戦したソフトバンクの選手は「広島はパ・リーグの球団に近いイメージですね。投手は球が速いし、野手も振りが鋭い。中継ぎ陣も良いので、先発を早めに打ち崩さないと勝ちパターンに持っていかれる。強いですよ」と話していた。


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