窪田正孝が語ったカンヌ映画祭でのテンション「欲が芽生えました」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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窪田正孝が語ったカンヌ映画祭でのテンション「欲が芽生えました」

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高野裕子週刊朝日
『初恋』でカンヌ入りを果たした三池崇史監督(左)と窪田正孝(C)yukotakano

『初恋』でカンヌ入りを果たした三池崇史監督(左)と窪田正孝(C)yukotakano

グッと男らしくなった窪田正孝(c)yukotakano

グッと男らしくなった窪田正孝(c)yukotakano

初のカンヌについては、こう興奮気味に語った。

「街並みが日本と違うので、それだけでも高揚するものがあります。道を歩いていたら大きい看板があって、あの有名なレッドカーペットがあって…。去年の冬、みんなで暖を取りながら、カーアクションシーンなどをずっと撮影していて、没頭していたのを思い出しました。頑張って作り上げたものが、こうやって海を越えてきたのが純粋に嬉しいです。カンヌというこの地に来れたことで、役者として一つの形をもらった気がしました。正直、ヴェネツィア国際映画祭やベルリン国際映画祭など、自分とは全然縁のないものだと思っていました。いつかそこに立つというイメージが全然なかったので…でも、もっとここからやってみたいという欲が芽生えました。自分が生きている幅が、自分の中の可能性が、少し広がったように感じます。日本という場所でドラマや映画に出演して生きていきたいと決めてからは、しがみついている感覚があったのですが、その幅を大きくしてくれたように思いますし、自分の出演する作品がまた海を越える可能性もあるのかもしれない、という感覚になりました。映画やドラマをやらせていただいていますが、純粋に映画が好きだと再確認できました」

 また三池監督はカンヌの観客の反応についてこう分析した。

「カンヌの観客がビビッドに反応していました。役者が目指していたものを感じてくれた。なぜヤクザ映画で笑いが起きるんだと思う人もいるかもしれないけど、エンタメだから楽しんでもらえたのが素直に嬉しいし、役者の演技やキャラクターが届いてるということだと思う。観客の受け取り方が多少ずれているのもそれはそれで面白い。監督と役者では読む解釈が違うし、それは観客も同じ。集団で同じ空間でみることでそのズレを感じられるし、それを楽しんでくれる。監督週間に足を運んでくれる人には、そうゆう人が多いと思います」

さすがカンヌ7本目の監督ならではの発言だ。『初恋』は2020年日本公開予定。(=カンヌ/高野裕子)

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