中日も若手の投手が台頭してきている。その中で、本来ならお手本にならなければいけないベテランの松坂が今回起こした問題は首脳陣や選手の信用も失う行為だった。チームの将来を見据えた時、松坂に1軍で登板のチャンスを与えることにファンからも賛否両論の意見が出ている。1軍に復帰して勝利を飾ってもファンは素直に喜べないのではないでしょうか」

 チームが借金4で5位(5月20日現在)と低迷している状況で、松坂待望論もあったが、この問題で吹っ飛んだ。ファンの心を再びつかむためには、マウンドで結果を出し続けるしかない。ただ、その道は今までになく険しいものになるだろう。(春日哲也)

※週刊朝日オンライン限定記事