タイトルのように、<頭に来る>ことは、ないほうだという。

「こういう人もいるよなって、けっこう冷めてるタイプかも。イラッとしたときにも戦わず、しゃべらなくなっちゃいますね。その場の空気を乱すのも嫌だなぁと。だから僕は表に出さず、そっと閉じ込めるようにしています。小太郎や、原案本に書かれていることに似てるかな。本にも書かれている<時間の無駄>というのはすごく共感できます」

 グループの名前には、「平成という時代を跳び越えていく」という意味も込められている。

「すぐ地面についちゃわないよう、ピョーーンとますます高く、僕たち、跳んでいきたいですね」

 平成が終わってもHey! Say! JUMPはHey! Say! JUMP。時代に合わせて改名したりしない。というと、

「まだわかんないですよ~。突然そう言ったり言われたり、するかもしれません(笑)。楽しみですね」

 イタズラそうな笑みを浮かべた。(取材・文/本誌・太田サトル)

週刊朝日  2019年5月24日号