また、日本勢の躍進が目覚ましいバドミントンは4千~4万5千円と、過去の大会より高めの価格だ。

 一方、ほとんどの競技では組み合わせが決まっておらず、現時点では希望の試合を観戦できるか運次第なのが悩ましい。

「とにかく五輪を見たい」という人の狙い目は、平日の予選だ。特に7月31日~8月9日の10日間にわたって開催される陸上は、収容人数6万8千人の新国立競技場が会場だけにチャンスがありそうだ。

 おすすめはマラソン。選手たちは新国立競技場を発着し、都内の名所を駆け抜ける。沿道で声援を送るため、もちろん無料だ。

 締め切りは5月28日で、申し込み順は当選確率に影響しない。抽選結果の発表は6月20日。(本誌・羽富宏文)

週刊朝日  2019年5月24日号