首位ソフトバンクを支える「育成7人衆」の実力 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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首位ソフトバンクを支える「育成7人衆」の実力

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梅宮正宗週刊朝日
ソフトバンクの千賀(C)朝日新聞社

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ソフトバンクの釜元(C)朝日新聞社

ソフトバンクの釜元(C)朝日新聞社

 今年もソフトバンクは強い。8、9日と楽天に2試合連続サヨナラ負けを喫したが、35試合を終えて20勝13敗2分の貯金7。2位・楽天に2.5ゲーム差つけて首位を走っている。

 他球団の首脳陣は、こう嘆いていた。

「今年のソフトバンクはケガ人続出で工藤(公康)監督も誤算だらけだったはず。それなのに、無名の選手たちがどんどん出て活躍している。育成出身の選手たちが活躍していなかったら今の位置(首位)にいないよ」

 最近5年間で4度の日本一。常勝軍団としての地位を確立したソフトバンクだが、巨人のようにフリーエージェント(FA)で他球団から獲得した選手は少ない。現在の主力でFA加入した選手は内川聖一のみ。昨オフに5年ぶりにFA戦線に参入したが、他球団との争奪戦で浅村栄斗(楽天)、西勇輝(阪神)の獲得はならなかった。

 昨季は2年連続日本一に輝いたが、リーグ優勝は西武だった。2年ぶりのリーグ制覇を狙った今年、春先は主力の大半が戦線離脱した「異常事態」だった。

 昨年13勝をマークした石川柊太が昨年の日本シリーズ中に右ひじを痛めると、復帰を目指してた4月中旬にも右ひじの痛みが再発した。グラシアルは4月5日に左脇腹を痛め、一時戦線離脱。攻守で不可欠な柳田悠岐は7日の走塁中に左膝裏を肉離れして離脱した。

 その後も福田秀平が左脇腹痛、長谷川勇也は右足痛と次々にいなくなった。中村晃も自律神経失調症で開幕から戦列を離れている。さらに、上林誠知も右手骨折で今月10日に登録抹消された。

 他球団でこれだけ主力が抜けたら、下位に低迷しても不思議ではない。だが、ソフトバンクは選手層が厚い。首位快走の原動力は育成枠で入団し、才能を開花させた選手たちだ。エースの千賀滉大は3勝0敗、防御率1.23、左腕の大竹耕太郎は6試合登板で1勝のみだが、防御率はリーグトップの1.02。モイネロも15試合登板で防御率0.64と抜群の安定感で救援陣を支える。

 


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