そのこだわりの理由を聞くと、意外な人物がきっかけだと明かした。体操の内村航平選手だ。内村さんは特筆すべき昭和64年生まれ。昭和64年は1月1日から7日までの1週間しか存在しなかったわけだが、1月3日生まれの内村さんは、そのわずかな期間に生まれた著名人だ。名前には、昭和の次の平成の一文字が入っている。

 はあちゅうさんは、子どもには「令」の文字が入った名前をつける可能性があるという。

「もともと『れい』の入った名前を考えていたので、夫が影響されて、新元号の漢字『令』を入れるかもしれない。『れい』はひらがなでもかわいいですね」

 ちなみに、明治安田生命の生まれ年別の名前ランキングでは昨年2018年は「令」のつく名前は圏外。今年はランクインが期待できるかも。(本誌・緒方麦)

週刊朝日  2019年4月19日号