追悼 ショーケン 倉本聰が語る天才の素顔 「傷だらけの天使」再演を希望も叶わず (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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追悼 ショーケン 倉本聰が語る天才の素顔 「傷だらけの天使」再演を希望も叶わず

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太田サトル週刊朝日#訃報
女性に愛されたショーケン(c)朝日新聞社

女性に愛されたショーケン(c)朝日新聞社

 萩原さんが倉本さんと組んだ代表作が75年から放送されたドラマ「前略おふくろ様」だ。このドラマでは純朴な板前役で主演したが、撮影前に、自慢の長髪をバッサリ角刈りにして現れた。

「それでどこか料理屋を紹介してほしいと言われ、そこで板前修業をしたんです。包丁さばきや串の打ち方、ふきんを干すためにパチンと水を切るしぐさ、そういう板前のアクションを、見事にとらえていました」

 俳優としての才能の一方で、「熱しやすく冷めやすいところがあった」と倉本さんは言う。

「仕事も人付き合いも、一時期はものすごく懐くんだけど、ある時期から急にスッと引くところがあるんです。すごく愛に飢えているんだけど、愛が達成されるとそこから離れていくような。女性に対してもそういうところがありました」

 倉本さんも、久しく会っていなかったというが、訃報を報じるニュースに映る、晩年の姿を見て、こう思ったそうだ。

「ずいぶんいい顔になったんだな、って」

(本誌/太田サトル)

※週刊朝日2019年4月12日号


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