【岩合光昭】「ここで撮りなよ」? 恋人岬の名物猫店長

連載「今週の猫」

撮影/岩合光昭 (c)Iwago Photographic Office
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撮影/岩合光昭 (c)Iwago P...

 動物写真家・岩合光昭さんが見つけた“いい猫(こ)”を紹介する「今週の猫」。今回は、静岡県・恋人岬の「ラブ猫(にゃん)」です。

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 鐘を3回鳴らし愛しい人の名を呼ぶと恋が叶うという、ラブコールベルのある恋人岬。その売店の名物猫店長“らぶにゃん”の日課のパトロールに同行した。

 オスらしく、なかなか縄張りは広いようだ。しばらく一緒に歩いていたが、駅名標を真似た看板の前に来ると、さっとベンチへ飛び乗り、僕に向かってポーズを決めた。ここで撮りなよ、と言わんばかりで、苦笑しつつ、避けることの多い看板を入れてシャッターを切った。あれから7年、彼が今も元気と聞いて、鐘を鳴らしに行きたくなった。

デジタル岩合
http://www.digitaliwago.com/

週刊朝日  2019年4月5日号

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岩合光昭

岩合光昭

岩合光昭(いわごう・みつあき)/1950年生まれ。動物写真家。1980年雑誌「アサヒグラフ」での連載「海からの手紙」で第5回木村伊兵衛写真賞を受賞。1982~84年アフリカ・タンザニアのセレンゲティ国立公園に滞在。このとき撮影した写真集『おきて』が全世界でベストセラーに。1986年ライオンの親子の写真が、米「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙に。94年、スノーモンキーの写真で、日本人として唯一、2度目の表紙を飾る。2012年NHK BSプレミアムで「岩合光昭の世界ネコ歩き」のオンエア開始。著書に『日本のねこみち』『世界のねこみち』『岩合光昭写真集 猫にまた旅』『ふるさとのねこ』『ネコを撮る』『ネコへの恋文』など多数。2019年2月22日から、初監督作品となる映画「ねことじいちゃん」公開中。

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