麻木久仁子、がんになってわかった「最先端治療も元気でないと享受できない」  (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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麻木久仁子、がんになってわかった「最先端治療も元気でないと享受できない」 

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石川美香子週刊朝日#がん#ヘルス#麻木久仁子
麻木久仁子さん 1962年東京都生まれ。テレビやラジオ番組で司会者、コメンテーター等で活躍。2010年に脳梗塞、12年に乳がんを発症後、薬膳に出合い、16年に国際薬膳師の資格取得。現在は祐成陽子クッキングアートセミナーで薬膳講座の講師も務める。著書「生命力を足すレシピ」(文響社)好評発売中。(撮影/加藤夏子・写真部)

麻木久仁子さん 1962年東京都生まれ。テレビやラジオ番組で司会者、コメンテーター等で活躍。2010年に脳梗塞、12年に乳がんを発症後、薬膳に出合い、16年に国際薬膳師の資格取得。現在は祐成陽子クッキングアートセミナーで薬膳講座の講師も務める。著書「生命力を足すレシピ」(文響社)好評発売中。(撮影/加藤夏子・写真部)

 タレントとして活躍するかたわら、近年は国際薬膳師として講座の開催や薬膳の本も出版されている麻木久仁子さん。週刊朝日ムック「家族ではじめる本格漢方2019」では、思わぬ大病を機にたどり着いた“薬膳”とその日常について伺いました。

*  *  *
――薬膳を始めたきっかけについて教えてください。

麻木 やはり、病気をしたことですね。50歳を目前にして、2010年に脳梗塞、12年には初期の乳がんと次々と大きな病気を患ったタイミングで、母にも心臓に病気が見つかって。その後、娘も食べ盛りの時期を過ぎて、とにかくカロリー優先の食事からからだにいいものを適量食べる食事へシフトする時期に。ちょうど家族の食生活の見直しのタイミングが重なったんです。じゃあこれから、自分と家族のためにどんな食事を作っていったらいいのかな、と。日常的に一生続けられる食養生をあれこれ探しました。

――ご家族とご自分の食生活の見直しのタイミングで薬膳に出合ったんですね。

麻木 そうですね。グルテンフリーとかマクロビオティックとか糖質制限とか、からだにいいとされるいろんな食事法がありますが、どれもピンとこなかったんです。そんな時にたまたま薬膳を見つけて「これだ!」とピンときて。数日後には薬膳の学校(本草薬膳学院)に見学に行きました。授業は午前はみっちり中医学について座学で学んで、午後は薬膳料理のレッスン。薬膳というと、それまでは陰陽道とかどこかスピリチュアルなイメージをもっていたんですが、授業の内容がすごく論理的で体系化されていて、すっかりその誤解が解けてしまった。そのいままでにない“身体観”がとにかくおもしろくて、何千年もの悠久な時間の中で人類の知恵の積み重ねによって編み出されたものなんだな、と。

 すぐに入学の手続きをしてそこから1年間、学校で中医学と薬膳について学び、16年に国際薬膳師の資格を取得しました。いまも中医学のクラスで引き続き漢方を学んでいるんですが、漢方の理屈が深くておもしろくて、目からウロコの連続です。


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