平野:僕は、アドバイスすることないですね。その頃の僕がそのまま育って、今の僕がいるわけですから、何も知らないでいてほしい。

神宮寺:僕も何も教えません。先がわかっちゃったら、おもしろくないじゃないですか。

──メンバー内で何かを決めるときの方法は?

平野:やっぱり話し合いを徹底的にすることですね。やっていきたい方向は大体決まっているし、メンバー間でもそれにブレはないと思う。ただ、これから先、意見が食い違うこともあるかもしれません。そのときは初心に帰って、話し合って解決していきたいと思います。

永瀬:グループのことはみんなで話し合って決めるのが、絶対いい。ささいなことなら譲りますけどね。ただ、今はぶつかったりするようなことはほとんどないです。

岸:みんなそれぞれが思っていることを話して、その意見のいいところを拾って結論を出していく感じです。けっこう平和だよね。

神宮寺:何か思っていることがあれば、とにかく意見を言ってもらいたいです。言ってさえくれれば、仮にまとまらなかったとしてもわかり合えますし、理解しようと努力できますから。

──メンバー内での自分の役割は?

岸:僕はリーダーなんですけど、(仮)です(笑)。

永瀬:岸くんがリーダーでよかったと思います。すごく優しいし、話をすると安心する。

岸:もちろんリーダーという立場をいただいた以上、責任は果たしたいと思っています。でもメンバー6人みんな、それぞれ自分自身の考えを持っていて、責任を持って仕事をしていると思うので、僕が仕切ろうという思いはないんです。

高橋:僕は一番年下なので、頼るところは頼って、自分ができることをたくさん見つけたい。できることを増やしていきたいです。

平野:僕は年上組なので、もっとみんなを引っ張っていけたらなと思いますね。

神宮寺:僕は客観的なところがあって、自分やグループを外から見ているような部分がある。そういう面で、グループを支えられるようになりたいです。

永瀬:メンバー全員、誰一人欠けてはならない大切な存在。もちろん僕も、欠けてはならない存在でありたいですね。もっとグループに貢献したいです。

(取材/本誌・太田サトル、鈴木裕也、構成/本誌・野村美絵)

週刊朝日  2019年3月29日号