イチロー引退の花道?メジャー開幕戦で菊池雄星と凱旋帰国 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

イチロー引退の花道?メジャー開幕戦で菊池雄星と凱旋帰国

大塚淳史週刊朝日
3月16日に行われた会見で笑顔を見せる(左から)イチローと菊池雄星(撮影・大塚淳史)

3月16日に行われた会見で笑顔を見せる(左から)イチローと菊池雄星(撮影・大塚淳史)

3月16日に行われた来日会見で(左から)イチロー、サービス監督、菊池雄星(撮影・大塚淳史)

3月16日に行われた来日会見で(左から)イチロー、サービス監督、菊池雄星(撮影・大塚淳史)

 しかし、日本での開幕戦が済めば、現状戦力とはいえないイチローの利用価値はなくなってしまう。日本遠征を終えた後に、契約を切られる可能性もある。イチローにとっては正念場でもある開幕2連戦なのだ。

 元プロ野球選手で評論家の江本孟紀さんは、イチローの目について指摘する。

「体力的には問題ないと思います。もしかしたら、目の衰えというのがじわじわきているのかもしれない。だから、ヒットを量産するのは難しくなっているのではないか。先日もバッティングの姿を見ましたが、打つポイントがずれていましたね。体力というよりは感覚的なものが衰えてきているのかもしれません」

 江本さんは、マリナーズのチーム状況から、イチローがメジャーでプレーするのは難しいと見る。

「下からもどんどん若手選手が上がってくる。メジャーリーグのチームには、日本のプロ野球のような温情で1軍ベンチに置くということは滅多にしないでしょう。シビアに判断すると思うので、シーズンに入ったら厳しいかもしれません」

 この2連戦はイチロー“最後の勇姿”を観戦できる機会になるかもしれない。ただ、菊田さんはイチローに期待する。

「日本で見られる最後の可能性になるとは思いますし、見ておいたほうが良いと思います。メジャーで試合に出続けられるかは、本人が開幕2連戦でどれだけ結果を残せるか。もしかすると、それで風向きが変わるかもしれない」

 あらゆる偉業を成し遂げてきたイチロー。オープン戦での大不振について、過去の経験談を交え、こう語った。

「2004年の後、(最多安打記録)262本の翌年ですね、キャンプの時は出た試合、毎試合ヒット打ったんですね。でも始まってみたら、大変苦しんだシーズンになりました。一方で、春から二十何打席ノーヒットで迎えた春のキャンプがあったんですけど、この年も結局200本(安打を)達成して、自分としては良い年になった経験もあります」

イチローがオープン戦の大不振を覆す大活躍をし、日本遠征後もマリナーズの一員としてプレーできることを期待したい。(本誌・大塚淳史)

※週刊朝日オンライン限定記事


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい