一之輔に「働き方改革」はナシ? 敏腕マネージャーは自分だった! (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

一之輔に「働き方改革」はナシ? 敏腕マネージャーは自分だった!

連載「ああ、それ私よく知ってます。」

このエントリーをはてなブックマークに追加
春風亭一之輔週刊朝日#春風亭一之輔
私大のミスコン優勝者が集結! ミス青山が大学を選んだ意外な理由

私大のミスコン優勝者が集結! ミス青山が大学を選んだ意外な理由

イラスト/もりいくすお

イラスト/もりいくすお

 その代わり、平日は寄席と都内で寄席以外の落語の仕事です。たとえば定席の昼の部に顔付けされていると……13時 浅草演芸ホール~14時30分 上野鈴本演芸場と寄席の掛け持ち。夜は19時から国立演芸場で独演会……と落語の仕事があり、その出演の合間に「鬼」が『打ち合わせ』『ラジオ・テレビ生出演or収録』『原稿執筆』『新聞・雑誌取材』『後輩・弟子への稽古』『先輩からの稽古』……とパズルを埋めるがごとく、時間的に移動可能なギリギリのスケジュールを埋めていくのです。カチッと嵌まって仕事が上手くいったときの高揚感はランナーズハイのようで、「鬼」も「私」も意外と楽しくこのピークを過ごしています。当人に言わせると、「まるで仕事がなかったときのトラウマがそうさせる」んだそうな。おー、こわ……。

 なんにせよ、フリーは仕事相手と直接やりとりするのでその人となりがよくわかる。メール・電話の応対で「おやおや?」と思う人でも、会ってみると憎めない人だったり、その逆もしかり。また自分もそういう目で見られてるかもっていうのがフリーのスリリングで良いところ。

 しばらく『働き方改革』もなく生きていこうかと……あー、あったあった。「楽屋で食べるアルフォート(菓子)は一日ひとつだけ」。これが最近の私が取り組んだ『働き方改革』かな。

週刊朝日  2019年3月22日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

春風亭一之輔

春風亭一之輔(しゅんぷうてい・いちのすけ)/1978年、千葉県生まれ。落語家。2001年、日本大学芸術学部卒業後、春風亭一朝に入門。6月7日に書籍『春風亭一之輔のおもしろ落語入門 おかわり!』(小学館)が刊行されました!

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい