「粋に生きている人」は認知症にならない!? 医師・帯津先生の持論 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「粋に生きている人」は認知症にならない!? 医師・帯津先生の持論

連載「「健脳」養生法――死ぬまでボケない」

帯津良一週刊朝日#ヘルス#帯津良一
帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

九鬼周造さん (c)朝日新聞社

九鬼周造さん (c)朝日新聞社

 張りのある、意気地があるとは物事をやり抜く気力です。さしずめ自己実現への道をゴールに向かって走り続けることでしょう。

 しかし、ライバルが現れたら争うのではなく、お先にどうぞ、私はあとから行きますと道を譲ります。意気地がありつつ、謙譲の美徳を備えるということなのです。終わりなき自己実現の道を、楽しみながら走り続けるというのですからいいですね。

 最後に色っぽさです。色気とは異性の気をひく性的魅力のことですね。昆虫は異性をひきつける性フェロモンというものを持ち合わせているといいますが、ヒトのフェロモンについてはまだ明らかになっていません。

 でも、確かに色気のある人というのはいます。私は生命が躍動して生命のエネルギーが溢れ出ることが、異性をひきつけるのだと思っています。

「垢抜して、張のある、色っぽさ」を持った生き方、いかがでしょうか。とても魅力的ではないでしょうか。そういう生き方ができれば、おのずと認知症からは遠ざかるに違いないというのが、私の考えなのです。

週刊朝日  2019年3月1日号


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帯津良一

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など著書多数。本誌連載をまとめた「ボケないヒント」(祥伝社黄金文庫)が発売中

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