不調起こす“スマホ呼吸”って? 呼吸できない日本人が増加中 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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不調起こす“スマホ呼吸”って? 呼吸できない日本人が増加中

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及川知晃週刊朝日#ヘルス
※写真はイメージです (c)朝日新聞社

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スマホを使い始めて感じた体の不調 (週刊朝日 2019年3月1日号より)

スマホを使い始めて感じた体の不調 (週刊朝日 2019年3月1日号より)

写真右は池袋大谷クリニックの大谷義夫医師、左は東京有明医療大学の本間生夫学長

写真右は池袋大谷クリニックの大谷義夫医師、左は東京有明医療大学の本間生夫学長

 自宅でも外出しても、座っても歩いても、いつもスマホを見ていませんか。視力が落ちたり、ネット依存症になったり、犯罪に巻き込まれたり。スマホにまつわる様々な問題は、現代病とも言える広がりを見せています。前かがみ姿勢だと通常より肺活量が3割も低くなるそう。“スマホ呼吸”を防ぐにはどうしたらいいのか。

「呼吸が浅くなっていて、酸素が体に十分に入っていない気がするんです」

 呼吸器内科「池袋大谷クリニック」(東京都)には、そんな症状を訴える患者が1週間に数人は訪れる。「クリニックを開院した約10年前、そんな患者さんはほとんどいませんでした」と大谷義夫医師。X線写真や心電図をとり、血液検査をしても異常なし。アレルギー検査でも、ハウスダストやダニなどのアレルギーの所見はない。

【調査結果】働く男女に聞いた!「スマホを使い始めて感じた体の不調は?」

 よくよく話を聞くと、1日5~6時間もスマホを使ったり、ずっと座ってパソコンを触ったりする人が多かった。診察時も姿勢が悪く猫背の人が少なくない。

「患者さんは、しっかり呼吸できていないのでは」

 大谷医師はそう感じていて、「スマホを見るときにうつむかず目の高さの位置に持ってくる」「姿勢を常に意識して正す」などのアドバイスを患者に伝えている。すると、数回の通院で改善した人が多かった。

 猫背で操作に夢中になり、呼吸が浅くなる。そんな“スマホ呼吸”の人が増えている。「スマホ操作に夢中になる若い人だけではなく、前かがみで家事をする機会の多い主婦にも、同様の症状を訴える人がいます」と大谷医師。

 医療・衛生用品大手ピップの「スマホとカラダの不調に関する調査」によると、働き盛りの人たちでスマホを使い始めて体調不良を感じる人が目立った。スマホに夢中になると、前かがみ姿勢で肩がすぼむ“スマホ巻き肩”になる。呼吸は浅くなりがちで、酸素を体内に十分取り込めない。血流が悪くなって肩や首もコリやすい。

 通常の姿勢と前かがみの姿勢で、肺活量はどのくらい変わるのか。スマホ巻き肩だと、通常より肺活量が3割も低かったという。


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