りりぽん引退で潮目が変わったアイドル市場 哲学者として再登場の可能性は?

太田サトル週刊朝日
  AKB48選抜総選挙での“結婚宣言”が話題になった“りりぽん”こと須藤凜々花が1月末で芸能界を引退する。発表されたコメントによると、哲学者になるという夢と芸能活動との間に生まれた葛藤があり、<葛藤がどうしても消えず、このまままでは申し訳ないと考え決意しました>と、その心境をつづった。

【写真】「夢はラッパー!」 2017年、取材に応じたりりぽんは凛としていた

 この引退を、女性アイドルグループの潮目の変化と重ねるのは、アイドル評論家の中森明夫さんだ。中森さんによれば、AKBグループの魅力の一つは、さまざまな個性をもつメンバーがもたらす「多様性」にあり、須藤はそれを代表するような存在のひとりだったという。しかし、今は乃木坂46に代表される坂道グループの方が人気を博している。AKBよりメンバーのカラーやイメージは統一されている印象がある。

「個性的なメンバーがみせる多様性の時代から、乃木坂46のような多様性が薄めのグループが受ける時代に変化していきました。須藤さんも、これからの芸能界での自分のポジションを考えたときに何かぶつかるものがあり、引退を考えたのではないかという気がします」(中森さん)

 中森さんは、13年開催のオーディション「第1回AKB48グループ ドラフト会議」で須藤が選ばれた瞬間を振り返り、「鮮烈な印象を受けた」と話す。

「ちょっととんがった発言も、哲学者になりたいという目標も、決してハッタリで言っているのではなく本気なんです。最初から、非常に面白い存在だと思っていました」

 2017年6月に開催されたAKB48選抜総選挙スピーチで、当時NMB48のメンバーだった須藤が放った“結婚宣言”は、大きな話題を集めた。中森さんはこう語る。

「順位は20位と決して高くはないのですが、翌日のスポーツ紙の一面は、3連覇を達成した指原莉乃さんではなく須藤さんが飾ることになった。発言ひとつで、そういうことが起こるということも、すごく面白いなと感じました」

 同年8月にグループを卒業しソロのタレント活動を開始。2018年の4月に、宣言通り結婚した。

 

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今度は文化人として登場するかも?!

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