記者会見では「私の土俵人生において、一片の悔いもございません」とも言ったそうですね。それだけ真摯に相撲道に向き合ってやってたんだなというのが、伝わってきました。
とにかくセカンドキャリアの親方人生を、ほんとに頑張ってほしいなと思いますね。
相撲を見てるだけじゃ分かりませんけど、ほんとはよくしゃべる人みたいですね。だったらお弟子さんとのコミュニケーションも大丈夫だろうし、ステキな親方になりそうな気がします。いいも悪いも全部、経験してきましたからね。
意外とスーパーエリートがいい選手を育てられないってのが、スポーツ界にはあるじゃないですか。15歳で角界に入って、一番下から一番上まで全部しっかり見たわけですから、いいお弟子さんを育てるような気がします。ぜひ名横綱をつくってもらいたいと思います。
※週刊朝日 2019年2月1日号