秋篠宮家の長女、眞子さま(27)との婚約が延期になっている小室圭さん(27)。その小室さんが1月22日に、母の佳代さん(52)と元婚約相手の男性との間に起きた400万円を超える金銭トラブルについて「解決済みと理解してきた」とする文書を、代理人の弁護士を通じて公表した。そして翌23日、元婚約者の男性が受け取ったのは、金銭トラブルについて「協議したい」とする書類だった。男性は協議に応じる構えだが、不信感はぬぐえていない。小室さん親子の意図は、どこにあるのか。
    

 1月23日夜。小室圭さんの母の元婚約者である男性は、自宅に送られてきた郵便書留を1日遅れで受け取った。封を開くと、差出人は、小室さんの文書公開に対し、代理人を務めた弁護士だった。

元婚約者の男性が、書留で送られた書類の中身について、こう話す。

「代理人の弁護士は、小室さんの母親の佳代さんの依頼を受けてこの書類を送ったと書いていました。そのうえで、一連のメディアの報道については、あなたの本意ではないだろう。交際中に渡した金銭について認識に行き違いがあるならば、これを解いていきたいと思っている。会って話をしたい―――。そんな内容のものでした」 

母親の元婚約者男性へ文書を出した小室さん(C)朝日新聞社
母親の元婚約者男性へ文書を出した小室さん(C)朝日新聞社
小室さんへの思いを未だに胸に秘める眞子様(c)朝日新聞社
小室さんへの思いを未だに胸に秘める眞子様(c)朝日新聞社

 書類の日付は22日。男性は都合が悪く、当日に受け取ることができなかったが、小室さんが金銭トラブルについての文書を発表すると同時に、男性の元に届けるつもりだったのだろう。

 小室家に起きた金銭トラブルについて、秋篠宮さまは昨年11月の記者会見で、小室さんに「相応の対応をするべきだ」と公の場での、納得のいく説明を求めていた。22日に小室さんの署名で公表された文書は、秋篠宮さまの求めに応えるものだった。

 しかし、22日に公表された文書は、<支援については解決済みの事柄であると理解してまいりました>とし、男性のコメントが報道されたことについても、<私も母もたいへん困惑いたしました>と、従来の主張を繰り返すばかりで、実質ゼロ回答とも読める内容に終始した。

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食い違う言い分