原監督のSNS禁止令は時代錯誤? (c)朝日新聞社
原監督のSNS禁止令は時代錯誤? (c)朝日新聞社

 巨人の原辰徳監督がナインに「SNS禁止令」を予告したことが、球界の枠を超えて大きな反響を呼んでいる。スポーツ紙によると、原監督は「俺ね、有名人たちがSNSとかで自分で話すじゃない? あれダメだと思うね。あれは都合良すぎだよ。有名人ならば堂々といっとかなきゃな」と持論を語った上で、「ジャイアンツの選手もやっちゃいかんですよね? 言いたいことがあったら俺達(首脳陣)に言えと。あるいは新聞記者に言えと」と続けたという。

 ホリエモンこと堀江貴文氏がツイッターでこの記事に言及。

「頭悪すぎ」とつぶやくと、ネット上では「時代錯誤すぎる。巨人が魅力ない理由が分かる」「昭和の人間だからしょうがないですね。もう平成も終わるっていうのに……」と堀江氏の意見に賛同する声が多く寄せられた。

 著名人のSNSでの発言は大きな影響を与える。巨人は昨年6月に若手ナインがインスタグラムに裸の動画を投稿して球団から謹慎処分を受けるなど、SNSで大きな痛手を負っている。

「一部のメディアリテラシーが低い選手たちのせいで球団のイメージも悪くなる。現場のトップとしてまっとうな意見だと思う」と原監督の考えに納得する声も少なくない。原監督もSNSを利用すること自体を否定しているわけではない。「例えば何かに対しての反論だったらわかるよ」と発言の意図と違う解釈で報道された内容に、SNSで反論することには理解を示している。

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「SNS禁止令」報道後、上原浩治がつぶやいたのは…