■森田 剛「仕事もそれ以外も、情熱を持って」

 僕にとっての「Super Powers」は、いい作品や仕事に出合うこと。仕事に関しても、他のことに関しても、とにかく情熱を大切にしています。「こなす」なんて無理です。ただ、無理はしたくないですね。V6が続いてきたのも、お互いを尊敬し合い、個人の仕事でも活躍できたからだと思うんです。グループが集まったときに同じ方向を見て進んでいくのが大事でしょうね。2019年は、個人としては舞台(「空ばかり見ていた」)が決まっているので、まずはそこに集中したいです。そして、V6としてもファンの皆さんと直接会う機会が持てればと思っています。V6には他のグループにはないパワーがあると思います。

もりた・ごう 1979年生まれ、埼玉県出身
【森田君のここがSuper Powers】
「絶対的な信念を持っていてぶれない。剛のひと言は影響力が大きい」(坂本)「人を惹きつける存在感がある。そんな彼が様々な役を演じると、さらに可能性が広がる」(長野)「男っぽさと繊細さを併せ持つ不思議な人。それは歌声からも感じられる。彼の声が入るだけでV6っぽくなる。底力がすごい」(井ノ原)「何があっても自分を貫く精神力がある」(三宅)「個性的。自分の世界観をしっかり持っていて揺るがない」(岡田)

■三宅 健「『心のないもの』は作らない」

 2018年はいろんなことがあって、とにかく目まぐるしかったですね。そんな中で自分のパワーの源になったのは、やっぱりファンの皆さんです。ファンの皆さんの存在は、自分にとって仕事をしていくためのエネルギーの源です。新しい楽曲、振り付け、ビジュアル……、何か新しいものができたとき、僕が一番に届けたいと思うのがファンの方たちで、そのためだけにやっているといっても過言ではありません。

 V6がこんなに長い間グループとしてやってこられたのは、偶然の産物でしかないと思います。続けるための策を練ったりしたことなんて、ありませんから。

 今後に向けた具体的な目標はありませんが、一つひとつのことを積み上げた結果、今があり、これからもきっとそうだと思います。だから目の前のやるべきことを着実に一つひとつやることですね。そして、決して心のないものは作らないこと。そこに仕事の大きさは関係ありません。皆さんが喜んでくださるものを、届けたいと思っています。

みやけ・けん 1979年生まれ、神奈川県出身
【三宅君のここがSuper Powers】
「甘え上手。実はいろんなものに真摯に向き合っていて、お芝居や役作りに対して非常に真面目」(坂本)「愛らしさのあるキャラクター。いろいろなアイデアをV6に持ってきてくれ、それがV6のパワーになっている」(長野)「底抜けに明るく、場の空気を作ってくれる。僕がムードメーカーと思っている人もいるけど、僕は健に応えていることのほうが多い」(井ノ原)「自由。V6のことを大事にしているとすごく感じる」(森田)「意識が高い。人一倍練習し、人一倍結果を求めている頑張り屋さん」(岡田)

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