「薬を飲ませる」をおいしいご褒美にする!? 東大卒ママ「子どもの風邪」との付き合い方 (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「薬を飲ませる」をおいしいご褒美にする!? 東大卒ママ「子どもの風邪」との付き合い方

連載「偏差値29で東大に合格したなっちゃんの ただいま子育て猛勉強中!」

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杉山奈津子週刊朝日#教育
杉山・奈津子(すぎやま・なつこ) 1982年、静岡県生まれ。東京大学薬学部卒業後、うつによりしばらく実家で休養。厚生労働省管轄医療財団勤務を経て、現在、講演・執筆など医療の啓発活動に努める。1児の母。著書に『偏差値29から東大に合格した私の超独学勉強法』『偏差値29でも東大に合格できた! 「捨てる」記憶術』『「うつ」と上手につきあう本 少しずつ、ゆっくりと元気になるヒント』など

杉山・奈津子(すぎやま・なつこ) 1982年、静岡県生まれ。東京大学薬学部卒業後、うつによりしばらく実家で休養。厚生労働省管轄医療財団勤務を経て、現在、講演・執筆など医療の啓発活動に努める。1児の母。著書に『偏差値29から東大に合格した私の超独学勉強法』『偏差値29でも東大に合格できた! 「捨てる」記憶術』『「うつ」と上手につきあう本 少しずつ、ゆっくりと元気になるヒント』など

薬をのむとき、赤ちゃんの頃は何もわからず飲んでくれた。しかし、だんだんと物事を理解してくると「苦い」と嫌がることがある。そんなときは、薬を「おいしくさせてしまう」に限る(写真:getty images)

薬をのむとき、赤ちゃんの頃は何もわからず飲んでくれた。しかし、だんだんと物事を理解してくると「苦い」と嫌がることがある。そんなときは、薬を「おいしくさせてしまう」に限る(写真:getty images)

 赤ちゃんは風邪をひくとわざわざ鼻水吸引のためだけに病院にいかないといけないことがありますが、結局しばらくするとまたつまってしまいます。しかしこれがあれば、いつでもしっかり吸引できるので、その分の手間を考えると、ずいぶん負担が減りました。

■全身麻酔で水を抜けず、長期で薬をあげる日々となる

 急性の中耳炎の後は、耳管の働きが弱くなります。そのため息子は、左耳の鼓膜内の水分を出す力が弱くなり、滲出性(しんしゅつせい)中耳炎にもなりました。鼓膜の奥に液体がたまってしまうので、音が聞こえにくくなってしまうというものです。

 全身麻酔で水を抜くという手段もありましたが、まだ小さいということで、薬を継続して飲む、という方針になりました。おかげで、長期で薬をあげなくてはいけない日々が始まりました。

 薬をのむとき、赤ちゃんの頃は何もわからず飲んでくれたのですが、だんだん物事を理解してくると、「苦い」と嫌がることがありました。そんなときは、薬嫌いになる前に「おいしくさせてしまう」に限ります。それなら、「薬を飲みたい」と思ってくれるようになります。

■薬を飲むこと=「おいしいご褒美」にするには?

 以前、勉強をするときには、勉強させるためのお菓子などのご褒美はないほうがいいと書きました。「ご褒美をゲットするために勉強する」という感覚になってしまうと、「ご褒美がないと勉強する気になれない」ようになってしまうため、勉強をすること自体へのモチベーションが下がってしまうからです。勉強を継続させるためには、勉強が嫌なものだと思わないように、勉強の中に楽しさを見いだすように努めるべきです。

 ただこの薬を飲むということに関しては、作業を継続させるためにご褒美を使うわけではなく、薬を飲むことがイコール「おいしいご褒美」になるわけです。だから、どんどんおいしくさせてしまってかまいません。

 一般的に抗生物質は苦みが出やすいです。また、AとBの粉薬が混ざると苦みが出るので、Aを飲ませた後になにか食べさせるのがよいと勧めてくる、面倒な薬もあります。赤ちゃん用に粉薬を混ぜるゼリーがありますが、まずい薬には味をかき消す力が強いチョコレート味を選ぶのがおススメです。


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