まるでNHK=猫放送協会? Eテレで「全国民猫マニア化計画」進行中

連載「てれてれテレビ」

カトリーヌあやこ週刊朝日#カトリーヌあやこ
イラスト/カトリーヌあやこ
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イラスト/カトリーヌあやこ

 漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏が、「趣味どきっ! 不思議な猫世界」(NHK Eテレ 月曜21:30~ほか)をウォッチした。

【カトリーヌあやこ氏によるこの記事のイラストはこちら】

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 猫ワールドの秘密結社・猫放送協会ことNHKは、相変わらず「日本国民全員、猫マニアにしてやろうか」作戦を遂行中なんである。

 Eテレの「趣味どきっ!」も8回にわたって、日本の猫文化の歴史を探るシリーズ「不思議な猫世界」を放送中。もう猫のためなら、年またぐまたぐ。

 この番組によれば、現代は「第3次猫ブーム」らしい。「2017年、猫が犬の飼育頭数を上回りました」と、この一文からもにじみ出るドヤ顔感。

 ちなみに「第1次猫ブーム」は平安時代なんだそうで。ここで、歴史に残る最初の猫バカが登場する。それが、宇多天皇だ。

 天皇の日記「寛平御記(かんぴょうぎょき)」に綴られた、MY猫自慢の数々。いわく「どの黒猫よりも真っ黒で、美しい墨のようだ」「丸くなった姿は、黒い宝玉、歩く姿は雲の上を渡る龍のごとし」。

 もうこれ書いてる時の宇多ちゃん、絶対「可愛いにぇ~、いい子だにぇ~」って猫なで声になってたはず。そう宇多ちゃんこそ、日本最古の岩合(光昭)さんにちがいない。

 そして、日本最古のカリスマブロガー(?)清少納言の「枕草子」で、その猫バカっぷりを晒されたのは一条天皇。

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