“人づきあいと場所”は大事 医師の「認知症予防」アイデア (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“人づきあいと場所”は大事 医師の「認知症予防」アイデア

連載「「健脳」養生法――死ぬまでボケない」

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帯津良一週刊朝日#帯津良一
帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「死を生きる」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「死を生きる」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

※写真はイメージ (c)朝日新聞社

※写真はイメージ (c)朝日新聞社

 それぞれの人たちのエネルギーが高まれば、生命感あふれる場が生まれます。逆にそれぞれの人たちのエネルギーが低下すると、場全体のエネルギーも落ちて、いい場にはなりません。

 場はうちの病院の中だけでなく、川越市全体にも広がっています。市を形成する商店街や企業や官庁などの場のエネルギーの総体が、川越全体の生命感を左右するのです。さらに場は日本全国に広がり、地球上に広がり、宇宙にまで届きます。その先にあるのは、宇宙を創造した虚空です。

 いずれにしろ、エネルギーの高い場に身を置くと、私たちの内なる生命の場も高まります。つまり、いい人たちとつきあうと、お互いのエネルギーを高めあうのです。それにより大脳皮質も活性化するのですから認知機能にも影響します。

 私はもっぱら、病院の職員食堂での晩酌で、スタッフとのつきあいを深めています。看護師、医師、栄養士らとですが、なぜか女性が多いのがうれしい限りです。気持ちよく杯を傾けていると、いやが上にも、職員食堂の場のエネルギーが高まっていきます。それに感謝して、一日が終わります。

週刊朝日  2018年12月21日号


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帯津良一

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など著書多数。本誌連載をまとめた「ボケないヒント」(祥伝社黄金文庫)が発売中

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