日本記録の陰に“厚底”あり! 常識覆すマラソン靴に注目 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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日本記録の陰に“厚底”あり! 常識覆すマラソン靴に注目

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大塚淳史週刊朝日
「第72回福岡国際マラソン」を走る設楽悠太 (c)朝日新聞社

「第72回福岡国際マラソン」を走る設楽悠太 (c)朝日新聞社

人気沸騰のナイキの厚底シューズ (c)朝日新聞社

人気沸騰のナイキの厚底シューズ (c)朝日新聞社

 マラソンシーズン真っ盛りの今、ランナーが熱い視線を送る靴がある。ナイキの厚底シューズ「ズームヴェイパーフライ4%」だ。

【写真】人気沸騰のナイキの厚底シューズがこちら

 2月の東京マラソンで、設楽悠太(26)が日本記録を16年ぶりに塗り替えたのは記憶に新しい。10月のシカゴマラソンでは大迫傑(すぐる・27)が記録をさらに更新。2人が履いていたのが、このシューズだ。12月2日の福岡国際マラソンで優勝した服部勇馬(25)も着用した。

 かかと部が高く、靴底の厚みは最長4センチほどある。ジョギング用では厚底がこれまでもあったが、競技用は薄底が一般的だった。

「速く走るために、シューズがすごく役立っている。地面の衝撃を吸収してくれ、疲労回復が早い」

 リオデジャネイロ五輪の男子マラソン金メダリスト、ケニアのエリウド・キプチョゲ(34)は、11月の来日時、厚底シューズについてそう答えている。9月のベルリン・マラソンで従来記録を78秒縮め、世界新を樹立した際、この靴を履いて走っていた。

 元箱根駅伝ランナーで、スポーツライターの酒井政人さんは「厚底なのにレーシングシューズという点が新しい。カーボンファイバーという特殊素材が使われています。実際履きましたが、見た目より軽い。ソールが柔らかく、グーンと加速できるイメージで気持ちよく走れました」と話す。


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