「首絞めると興奮し…」長髪に髭の白石被告が獄中で語った身勝手過ぎる快楽殺人の動機【座間9人殺害】 (1/5) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

「首絞めると興奮し…」長髪に髭の白石被告が獄中で語った身勝手過ぎる快楽殺人の動機【座間9人殺害】

このエントリーをはてなブックマークに追加
今西憲之週刊朝日

現在は長髪に髭面の白石被告=ツイッターから

現在は長髪に髭面の白石被告=ツイッターから

現場となったアパート。白石被告はホームセンターで買った漂白消臭剤で床の血の跡をきれいに掃除したと語った (c)朝日新聞社

現場となったアパート。白石被告はホームセンターで買った漂白消臭剤で床の血の跡をきれいに掃除したと語った (c)朝日新聞社

「完全犯罪で捕まらないと信じ切っていた。あの時、逮捕されていなければ、今も犯行を重ねていたかもしれません」

 時折、笑みを浮かべながら語るのは、白石隆浩被告(28)。2017年10月、神奈川県座間市でアパートで9人を殺害し、遺体をバラバラにした罪で逮捕されたシリアルキラー(連続殺人犯)だ。獄中にいる現在の風貌は、長髪にひげを伸ばしていた。

【写真】現場となったアパート。白石被告は漂白消臭剤で掃除していたという

 東京地検立川支部は約5カ月間の精神鑑定のため留置した結果、白石被告の刑事責任能力を問えると判断し、今年9月に強盗殺人などの罪で起訴。

 だが、被害者が多く証拠類が膨大なため、争点を絞る「公判前整理手続き」に時間を要し、初公判は2019年秋以降になるとみられる。

 犠牲となったのは15~26歳の男女9人。同被告は自殺願望をほのめかす被害者と「ツイッター」などを通じて知り合い、言葉巧みにおびき出し、殺害した。

 なぜ、白石被告はわずか2か月間に、9人も殺害するという凶行に及んだのか?

 間もなく平成の時代が終わろうとする中、筆者は獄中の白石被告に面会して、その真相を聞いてみた。

 事件は2017年10月30日、警視庁が女性の行方不明者を追跡、座間市の白石被告のアパートを訪れたところ、9人ものバラバラにされた遺体が発見されたことで大騒ぎになった。

 白石被告は、8月23日に最初に行方不明になった、Aさんを殺害しバラバラにして遺棄。その後も次々に犯行を重ねた。

「10月30日の昼前でした。インターホンが鳴って『警察だ、あけろ』と怒鳴っていた。知らないとしらばっくれるつもりだったが『ツイッターで女引き込んでいるんだろ。ふざけんじゃねぇよ』と一番、偉そうな刑事にインターホン越しにいわれ、警察手帳をカメラに押し付けられた。全部、バレてんじゃんと観念しましたね」

 白石被告は、警察に踏み込まれた時の様子をそう振り返る。

 5人の刑事が、白石被告の6畳ほどのアパートに踏み込むと、クーラーボックスがいくつも並ぶ異様な光景だった。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい