【岩合光昭】小魚を与える母猫の姿に思う自然破壊 ホルネオ島にて 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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【岩合光昭】小魚を与える母猫の姿に思う自然破壊 ホルネオ島にて

連載「今週の猫」

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(c)Iwago Photographic Office

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撮影/岩合光昭 (c)Iwago Photographic Office

撮影/岩合光昭 (c)Iwago Photographic Office

 動物写真家・岩合光昭さんが見つけた“いい猫(こ)”を紹介する「今週の猫」。今回は、マレーシア、ボルネオ島・クチン郊外の「ママっ猫(こ)たち」です。

【今週の猫の写真はこちら】

*  *  *
 高床式の住居を結ぶ、村のメインストリートの小さな桟橋。小柄なお母さん三毛猫のあとを、生後2カ月ほどの子たちが追うようについていく。

 ボルネオ島・サラワクの州都クチン郊外。河口にあるこの集落は潮位の変化が激しく、小船でしか往き来できない。床上の桟橋や家々は花などで美しく飾られているが、潮がひくと床下は打ち寄せられたゴミで溢れる。その隙間に取り残された小魚を母猫が子たちに与えていた。

 人も猫も動物親子、海をきれいにしなくてはと心から思う。

デジタル岩合
http://www.digitaliwago.com/

※週刊朝日 2018年12月14日号


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岩合光昭

岩合光昭(いわごう・みつあき)/1950年生まれ。動物写真家。1980年雑誌「アサヒグラフ」での連載「海からの手紙」で第5回木村伊兵衛写真賞を受賞。1982~84年アフリカ・タンザニアのセレンゲティ国立公園に滞在。このとき撮影した写真集『おきて』が全世界でベストセラーに。1986年ライオンの親子の写真が、米「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙に。94年、スノーモンキーの写真で、日本人として唯一、2度目の表紙を飾る。2012年NHK BSプレミアムで「岩合光昭の世界ネコ歩き」のオンエア開始。著書に『日本のねこみち』『世界のねこみち』『岩合光昭写真集 猫にまた旅』『ふるさとのねこ』『ネコを撮る』『ネコへの恋文』など多数。2019年2月22日から、初監督作品となる映画「ねことじいちゃん」公開中。

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