アイドルのようなキラキラ衣装やローラースケートでの入場、リング上ではバク転などアクロバチックに舞い、入場曲はやはり「ガラスの10代」か「パラダイス銀河」で……などなど、ついつい光GENJI時代の大沢と重ね合わせて楽しんでみたくなってしまう。

「コスチュームはシンプルな方向でいきますよ。ローラースケートも言われますが、入場曲もさすがに使わないかな(笑)。リングネームも付けません。だけど、『ローラー樹生』とか『パラダイス大沢』なんてどうですか?(笑)」

 11月下旬には、川崎麻世とのデュオ“オッサンズ”として、シングル「勝手にしやがれ」もリリース。都内で行われたリリースイベントには、700人を越える二人のファンが詰めかけた。

 プロレスラー・大沢樹生としての予定は、現時点では今回の試合のみ。

「一度リングに上がってガチで戦ったら、自分も満足するだろうと思います。僕も来年50歳、この挑戦が、同世代の人たちへのなんらかの励みに、少しでもなれたら嬉しいですね」

 ゴングまで、あと1カ月。(本誌・太田サトル)

※週刊朝日オンライン限定記事