BTS事務所関係者は紅白の出場者が発表される前日(13日)、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)に対し、謝罪。16日にも韓国の被爆者でつくる「韓国原爆被害者協会」に対し、謝罪を行っている。

「BTSに関しては、徴用工問題など政治的な問題も含め、タイミングが悪いという言い方をしていいかわかりませんが、発表直前に大ごとになってしまったことは影響していると思います」(芸能評論家の三杉武氏)

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「今は第3次韓流ブームが来ている。BTSの東京ドームコンサートなどツアーは超満員だし、世界中にファンも大勢いるので、日本のテレビへの復帰は時間の問題ではないか。賛否両論はあるけど、メンバーは意識してやったわけでなく、偶然だったようです。年内は紅白で選ばれなかったというしこりが残っているので、早くても日本のテレビ復帰は、年明けになるのでは?」(前出の石川氏)

 13日の東京ドームのコンサートでは、"原爆Tシャツ"を着た当人のジミンが日本語で、「僕たちは2014年、初めて日本に来て渋谷の小さい場所でライブをやり、ようやく東京ドームに来ることができました。日本だけじゃなく、世界の人々に心配をおかけしました」と語りかけた。

 テレビでその姿を見るのはもうしばらく時間がかかりそうだ。(本誌取材班)

※週刊朝日オンライン限定記事