息子の死を目の当たりにした母親はどうなる? 「鑑賞には覚悟を」と映画評論家 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

息子の死を目の当たりにした母親はどうなる? 「鑑賞には覚悟を」と映画評論家

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日

(c)松竹ブロードキャスティング

(c)松竹ブロードキャスティング

(c)松竹ブロードキャスティング

(c)松竹ブロードキャスティング

 橋口亮輔、石井裕也など現代日本を代表する監督たちの作品で助監督を務めてきた野尻克己の劇場映画初監督作「鈴木家の嘘」が11月16日から公開する。出演はほかに、父の妹に岸本加世子、母の弟に大森南朋など演技派が、監督のデビュー作に花を添えている。

【「鈴木家の嘘」の写真はこちら】

■母の笑顔を守るため嘘をつく家族たち

ある日、鈴木家の長男・浩一(加瀬亮)が2階の自分の部屋で首つり自殺をする。帰宅した母・悠子(原日出子)がそれを発見するが……。

 息子の死を目の当たりにし、怪我をした悠子は、病院に運ばれたが、意識が戻らない。そんな悠子を見守る長女・富美(木竜麻生)と父・幸男(岸部一徳)。やがて四十九日が過ぎた頃、悠子の意識が回復する。長い眠りから目覚めた母は、息子の死を覚えていなかった。「浩一は?」と尋ねる母に、「お兄ちゃんはアルゼンチンでおじさんの仕事の手伝いをしてる」と嘘をつく富美。思わず同意してしまう父。ひきこもりだった息子が扉を開け世界に飛び出したのだ、と信じる母の笑顔を守るべく、父娘の奮闘が始まる。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい