医師・帯津良一ד健康マニア”生島ヒロシ対談 「攻めの養生」に学ぶ

「健脳」養生法――死ぬまでボケない

ヘルス

2018/10/22 07:00

生島:「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」は1998年に始まって20周年です。私は基本的にラジオのほうが好き。自分の身の丈で話せるからです。テレビはどこかテンションを上げないといけないところがある。昔はテレビ番組を1週間に何本もやっていましたが、今の年齢になってラジオ中心というのはすごくいいなと感じています。

帯津:生島さんは67歳ですが、これからがさらに楽しみですね。五木寛之さんの『百歳人生を生きるヒント』(日本経済新聞出版社)にも、大人の黄金期は70代だと書いています。

生島:70歳は古希。昔の感覚だと70年生きる人は古くからまれだったわけです。でも、古希に近づいてますます元気になっています。まわりからも「そんな年に見えません」と言われると、こっちも調子に乗ってしまう(笑)。帯津さんは80代ですが、好きなものを食べて本当に元気ですね。

帯津:養生訓も言っているように、好きなものを少し食べるなら何を食べてもいいんです。食べすぎはダメですけどね。食べる量は若いときより、自然に減ってきました。体重はずっと73キロだったのが68キロに減った。前はつくった人に悪いからと、つい全部食べていた。今は好きなものしか食べないと決めている。中華のコースや会席料理でも、平気で残します。

生島:私の同世代は定年退職し、年金をベースに生活しています。生活全体をダウンサイジングしないといけないので、行動が抑えられる。これからの老後をどうしようと、不安ファーストになっている人が多い。帯津さんが言っていた「一日一生」。今日が最後かもしれないと思って一日一日を大切に生きていると、あまり余計な心配をしなくてすむと心から思います。

 私も38歳でTBSを辞めて独立して、本当に良かったんだろうかと悩みました。フリーになって10年ぐらいたつとテレビの仕事が減って、この先どうなるかなと不安でしたが、諦めずにラジオをやり続けました。常に希望を持って一生懸命取り組んでいると、チャンスの神様は見捨てることはありません。

 若いうちに稼いでおくのもいいが、帯津さんのようにいくつになっても稼げるようになるほうがいい。これからは人生100年時代。できるだけ働ける期間を長くすることがカギですよね。

1 2 3

あわせて読みたい

  • 帯津良一「『攻めの養生』で最期まで生きる」
    筆者の顔写真

    帯津良一

    帯津良一「『攻めの養生』で最期まで生きる」

    週刊朝日

    4/11

    「天を楽しみ生長」がより良く老いるカギ 『益軒養生訓新説』とは?
    筆者の顔写真

    帯津良一

    「天を楽しみ生長」がより良く老いるカギ 『益軒養生訓新説』とは?

    週刊朝日

    3/29

  • 「毒」が消える? 貝原益軒が推奨した“豆腐レシピ”とは?
    筆者の顔写真

    帯津良一

    「毒」が消える? 貝原益軒が推奨した“豆腐レシピ”とは?

    週刊朝日

    5/18

    「死ぬ日を最高にする」ために何をすればいい? 帯津良一の考え
    筆者の顔写真

    帯津良一

    「死ぬ日を最高にする」ために何をすればいい? 帯津良一の考え

    週刊朝日

    8/17

  • 子どもに「30%の飢えと寒さ」が必要? 医師・帯津良一の意見
    筆者の顔写真

    帯津良一

    子どもに「30%の飢えと寒さ」が必要? 医師・帯津良一の意見

    週刊朝日

    2/12

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

コメント

カテゴリから探す