Q 4日に決断したといいますが、決めてからプロ志願届を出すまでに少し時間が空いた理由を教えてください。

吉田 しっかり短い間でも自分がどうなりたいかを、少し考える時間を設けてもらいました。

Q 出した時の気持ちに変化はありましたか。

吉田 厳しい世界なので覚悟をしていかないといけないな、と思いました。

Q プロの世界で勝負してみたい人はいますか。

吉田 まだプロに入ると決まったわけではないですけれども、プロの選手はすごいと思うので、プロ選手と対戦してみたいと思います。

Q 自分の口から進路を表明して不安ですか。

吉田 今までよりも、もっと厳しくなるので気を引き締めて練習をし直したいなという気持ちが強いです。

Q 日本代表でレベル高い選手と一緒に過ごして影響された部分はありますか。

吉田 選ばれた18人の高校生が来ていたので、野球に対する意識の高さは勉強になりましたので、生かしていきたいと思いました。

Q 日本代表の部屋とかで進路の話はしましたか。

吉田 特にしていなかったです。

Q 明桜のライバル山口(航輝)君が先に志望届を提出して、彼からメッセージは来ましたか。

吉田 気を遣ってもらったので、そういうメッセージとかは来ていなかったです。そんなに決まっていない状態だったので、山口も気を遣ってくれました。

Q 吉田君にとって野球はどんな存在でしょうか。

吉田 自分が一番打ち込んでいるものでもありますし、一番好きなものです。

Q 高卒即プロ入りを具体的に選択肢に入れたのはいつごろですか。

吉田 全国大会の甲子園で勝ち進んで、帰ってきてからです。

Q 高校卒業してすぐまでは考えていなかったのでしょうか。

吉田 練習に夢中であまり進路のことはそんなに考えていなかったです。

Q 転換点になった試合はありますか。

吉田 一番大きかったのは、去年の(秋田大会)決勝で負けて、そこから新チームが始まってから、もう先輩がいないので、自分たちが率先してやっていかないといけないという時です。

Q 吉田選手のなかでどういう変化がありましたか。

吉田 言われてやる練習よりも、自分で考えてやるっていうのが一番変わりました。

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「県民に恩返しできるような選手に」