英王室も緊急会議を3度開き、「マークル家」対策を練るものの、彼らの「口撃」は止まらない。

 9月10日には異母姉のサマンサがツイッターを使い、下品な言葉で「もう、言わせてもらうわ。メーガンは偽物のお手ふりとスマイルを止めて、私たちのパパに礼を尽くすべきよ」とメーガンにけんかをふっかけた。

 問題は、サマンサがメーガンに投げた言葉だ。

 サセックス公爵夫人であるメーガン妃の公称は、「Meghan、 Duchess of Sussex」だ。この「Duchess」をもじって、「DUCH」に「ASS」をつけてメーガン妃を罵倒した。

 サマンサのツイートは、気に入らないメディアや相手をSNSで攻撃する様子をトランプ大統領になぞらえて、「リアル・トランプだ」とも形容された。

 先の多賀さんが言う。

「ASSというのは、尻や肛門を指す、相当にお下劣な言葉です。あからさまに親族を無視するメーガン妃について英国内でも、『慈善活動でよその子どもを抱きしめるより自分の家族に、愛情を注ぐべきでは』との意見も出ています。ともあれ、マークルの家族によるメーガン妃への悪口は、ロイヤルメンバーの親族に相応しい、行動ではありませんね」

 メーガン妃の古くからの親友や知人も、メディアにメーガン妃との写真や思い出、情報をメディアに売り渡している。

「パパラッチへの情報提供料は、日本よりもはるかに高額ですからね」(多賀さん)

「現代版シンデレラ」の苦労は尽きないようだ。(本誌・永井貴子)

※週刊朝日オンライン限定記事