「スター・トレック」大好き女性を元・名子役が好演 専門家の評価は? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「スター・トレック」大好き女性を元・名子役が好演 専門家の評価は?

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(c)2016 PSB Film.LLC

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「I am Sam アイ・アム・サム」や「宇宙戦争」などで天才子役の代名詞となったダコタ・ファニングが成長し、大人の女優として難役を演じている映画「500ページの夢の束」。監督は「セッションズ」でサンダンス映画祭など国際的な賞に輝いたリューイン。

【映画「500ページの夢の束」の場面写真はこちら】

「スター・トレック」が大好きで、その知識では誰にも負けないウェンディ(ダコタ・ファニング)の趣味は、自分なりの「スタ・トレ」の脚本を書くこと。心の病を抱える彼女は、ワケあって唯一の肉親である姉オードリー(アリス・イヴ)と別れて暮らし、ソーシャルワーカーのスコッティ(トニ・コレット)の協力を得てアルバイトも始めた。

 ある日、「スター・トレック」の脚本コンテストが開催されることを知った彼女は、渾身の作を書き上げるが、郵送ではもう締め切りに間に合わないことに気づき、愛犬ピートと一緒にハリウッドまで3日間の旅に出ることを決意する。500ページの脚本と胸に秘めた“ある願い”を携えて──。

 果たしてその願いとは?

本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★★ 超オススメ、ぜひ観て
自分を巧く表現できないけれど、「スタ・トレ」が大好きなことだけは全身で語ってしまうヒロインがいじらしくて可愛い。でも彼女を見守る人は大変、という感じもさりげなく伝わり、上質なエンターテインメントになっている。

■大場正明(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
ヒロインの体験が、未知への冒険や相互理解といった「スター・トレック」のテーマに繋がっていくところが面白い。ユーモアを利かせた軽妙な演出とダコタの自然体の演技がマッチし、心温まる作品にまとめあげられている。

■LiLiCo(映画コメンテーター)
評価:★★★ なかなかGOOD!
とてもかわいい作品。一生懸命、何かに向かって頑張る力はいつ見ても勇気になります。周りが主人公の個性を伸ばしてあげる大切さも描かれていますが、あわせて人生で必要なものに気付いたとき、心が温かくなります。

■わたなべりんたろう(映画ライター)
評価:★★★ なかなかGOOD!
障害を乗り越えていく過程が爽やかに描かれている。全体的には可愛らしい映画に仕上がっているが実はシビアな内容だ。展開にもう一工夫ほしいが、主演のファニング及び脇役も含む好演が救っている。犬の演技も見所だ。

(構成/長沢明[+code])

※週刊朝日2018年9月21号


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