「授業日程の変更まで誘導するのは、ボランティアの枠を超えて強制的な動員に近い。通知では学生の参加は『責任感などの高い倫理性を養う意義がある』としていますが、不祥事続きの文科省がそんなことを言うのは笑止千万です」

 林芳正文科相は「実際に大会期間中に授業、試験を行わないようにするか否かは、あくまで各大学の判断」と発言。火消しに躍起だが、動員への警戒感は根強い。(本誌・岩下明日香)

週刊朝日  2018年9月7日号