「会長のポケットマネーの2000万円を含め4000万円が4月に彼女に渡されました」(同社広報部)

 3階級昇進して就くポストは記事によって「課長」と「係長」とがあったため、今回、しつこく質問させて頂いたところ(失礼しました)、具体的なポストが与えられた訳ではなく給与などの待遇が3階級昇進した係長クラス同等になっている、とのことだった。

「手厚いサポートをするのは、所属選手が勝つとグループ全体に高揚感があり、業績アップに繋がるという考えからです。高木本人は五輪後、4月中旬頃までリハビリをしていてオフはほとんどなく、今はナショナルチームの練習に参加しています」(同前)

 高木選手も小平選手同様、4年後の五輪を目指すと決めた訳ではなく、今は「1年ごとが勝負」と意識しているという。それは逆に言えば、いつが彼女たちのラストレースになるか分からない、ということ。注目していきたい。(岸本貞司)

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