田中理事長との縁で、山根会長は日大の桜門ボクシング部会の常任監事、同大の客員教授になったという。

「ただ、山根会長はボクシング経験もなく、指導もロクにできない。よく客員教授にするよなという声が学内でしきりでした。山根会長は、中学しか出ておらず、客員教授で招かれるとなり、ご満悦でしたよ。ただ、周囲は何を教えるのかと心配する声しきりだったが、誰も山根会長、田中会長には進言できなかった。2人ともブラックな筋との交際、独裁が報じられるなど、似たもの同士で、気が合うのかもしれません」（アマチュアボクシング関係者）

　山根、田中という名字にちなみ、2人はネット民から「新アンガールズ」の呼び名がつけられ、広がりつつある。

　本家・アンガールズの田中卓志は自身のブログ「アンガールズ　田中卓志オフィシャルブログ」内で8月2日、下記のように困惑した様子を見せた。

＜さて、なんだか、世の中に新アンガールズが現れて、周りがざわついています。僕はどうすればいいのでしょうか？＞

　新アンガールズの行きつく先は……。（今西憲之／AERA dot.編集部・福井しほ）

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