サッカー日本代表監督の就任会見後にポーズを取る森保一氏
サッカー日本代表監督の就任会見後にポーズを取る森保一氏

 ついにサムライブルーの新監督が決まった。日本サッカー協会が選んだのは、森保一(もりやすはじめ)氏(49)で、東京五輪代表監督と兼任する。

 いったい、どんな人物なのだろうか?

 現在、奈良でサッカースクールを運営する柳本啓成さんは、森保監督の現役選手時代、サンフレッチェ広島で一緒にプレーし、優勝も味わった仲だ。

「とにかく真面目な人です。僕の場合はちょっと年齢が離れてたんですが、若手のときにダメなことをしたら細かく注意されましたね。私生活にしろプレーにしろ、きっちりされている。でもとっつきにくいわけではなくフランク。家に招待してくれたり、後輩の面倒見が良かったり、兄貴的存在で頼りになりました」

 NHKアナウンサーとして長年サッカーの中継を担当し、現・法政大学教授の山本浩さんは、森保監督の人間性をこう評する。

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