なぜ認知症と睡眠は関係がある? 理由は“老人斑”を作らないため (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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なぜ認知症と睡眠は関係がある? 理由は“老人斑”を作らないため

連載「「健脳」養生法――死ぬまでボケない」

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帯津良一週刊朝日#ヘルス#帯津良一
帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「死を生きる」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「死を生きる」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

なぜ認知症と睡眠は関係がある?(※写真はイメージ)

なぜ認知症と睡眠は関係がある?(※写真はイメージ)

 でも、ひとつ朗報があります。昼寝が認知症予防にプラスに働くというのです。つまり、夜に眠れない分を昼寝でカバーすればいいのです。ただし、寝すぎはよくありません。60分未満の昼寝はアルツハイマー型認知症の発症リスクを下げ、60分以上はリスクを高めるというデータがあります。

 ちなみに私自身は、長い間、午後9時半就寝で午前3時起床の5時間半睡眠でした。3時半すぎには病院に出かけて、仕事を始めます。午前中の外来診療中に睡魔に襲われると、机の上に両足をのせて、仮眠をとることにしていました。5分寝るだけでも、頭がすっきりします。

 ところが昨年、病院の近くに転居して睡眠のパターンが変わりました。睡眠時間が1時間のびたのです。そうなると午前1時半ぐらいに小用のために目が覚めます。前の方がよく眠れていたかもしれません。

 やはり、それぞれに自分に合った睡眠のパターンを見つけるのが大事です。眠れない人は睡眠薬を飲んでもいいのです。

 対談した読売新聞グループ本社主筆の渡邉恒雄さんは70年にわたって毎日、睡眠薬を飲み続けているとおっしゃっていました。睡眠薬でしっかり寝ているせいか、渡邉さんには、認知症が入る隙がまるでなさそうでした。

週刊朝日  2018年8月3日号


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帯津良一

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

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